スイセンの花の七変化

 既に何度もスイセンについて記してきました。湾岸地域にはニホンスイセン(日本水仙)、キブサスイセン(黄房水仙)が多く、さらにヤエザキスイセン(八重咲き水仙)、シロバナスイセン(白花水仙)等々が咲いています。

 ニホンスイセンの色が変わることによってキブサスイセン、シロバナスイセンができ、一重のニホンスイセンが八重に変わることによって八重咲のスイセンになり、その逆もまた可能です。四種のスイセンの間の変換によって、多様な花姿がある程度は説明できるのですが、スイセンの形態や色彩の実際の変化はそれを遥かに凌駕しています。

 白い花の中心部が黄色のものが「日本水仙」で、その中で花も中心部も白いものが「ペーパーホワイト」。キブサスイセン(黄房水仙)もよく見ますが、ニホンスイセンの色の変化によってキブサスイセンができ、一重のニホンスイセンが八重に変わって八重咲のスイセンになり…、という具合に交雑が進み、多様な園芸種が作り出されて行きます。

 スイセンは地中海沿岸の原産で、室町時代に中国を経て渡来しました。ニホンスイセンは12月頃から咲き始め、冬から春にかけて、白や黄の花を咲かせます。分類の仕組みは暫し横に置き、多様なスイセンの花の画像で楽しんでください。