フクジュソウは早春に黄色い花を咲かせ、春を告げるという意味で「福告ぐ草(フクツグソウ)」という名前が江戸時代に使われ、その後、「寿」と差し替えられ、「福寿草」となりました。そのフクジュソウの花が咲いています。
属名のAdonis(アドニス)はギリシャ神話に登場する美少年の名前に由来し、根茎を乾燥したものを生薬名で「福寿草根(フクジュソウコン)」と呼び、強心、利尿効果があります。でも、毒性が大変強く、危険であり、芽吹きの季節にはフキノトウと間違えられることが度々ありました。
フクジュソウはキンポウゲ科の多年草。「フクジュソウ」は狭義にはエダウチフクジュソウを指し、広義にはエダウチフクジュソウ(Adonis ramosa)、ミチノクフクジュソウ(Adonis multiflora)、キタミフクジュソウ(Adonis amurensis)、シコクフクジュソウ(Adonis shikokuensis)の4種の総称です。画像はキタミフクジュソウ(北見福寿草)。毒草なのですが、江戸時代から新年を祝う花として親しまれてきました。

