2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧
前の投稿で今年の冬は画像のヒヨドリも随分多く、そのためか、ヒヨドリに啄まれたモクレンやコブシの花が目立つと述べました。私たちには無傷の綺麗な花の方が良いのでしょうが、花にも鳥にも啄む、啄まれる方がずっと自然で、それこそが理に適っているよう…
今年の冬は近くの旧堤防を中心にムクドリが目立ちました。春になり、その姿が少なくなってきています。近くの空地にムクドリが餌を探して動き回っているのが見えます。ムクドリの成鳥はオレンジ色のくちばしと脚を持ち、身体全体は黒褐色から灰褐色で、光の…
ソメイヨシノが満開のようだが、青空の中の椿と桜が昨年に続き私の花見である。画像は今年の晴天の椿と桜の画像である。「言葉は必要ではない」と言いたくなるほどに、ツバキの赤とオオシマザクラの白は単純でも私を魅了する。 椿、桜についての俳句はたくさ…
ネモフィラが一面に咲く光景で有名なのが国営ひたち海浜公園。ネモフィラは4月に開花し、花径2cmほどのサイズで、みはらしの丘一面が多くのネモフィラの花で青く染まり、多くの人を惹きつけます。そのネモフィラが湾岸地域では既に花をつけています。 ネモフ…
既にハクモクレンやコブシの花について記しました。ハクモクレンの花が終わり、それに続いて花が咲き出すのがシデコブシ(幣辛夷、四手辛夷、四手拳)で、やはりモクレン科モクレン属の落葉小高木です。別名はヒメコブシ。シデコブシはコブシやモクレンの仲…
「ぼんやり知る、曖昧に知る」などと言うものなら、科学の世界では非難されこそすれ、賞賛など一切なく、軽蔑しか浴びせられないだろう(例外はFuzzy logicで、これをもとに「曖昧さ」の工学的研究が進んだ)。というのも、日常的な常識(folk knowledge)の…
イチゴはどれもバラ科に属し、カジイチゴはキイチゴ属。クサイチゴは草本、つまり草(くさ)だが、カジイチゴは落葉低木である。背の低いカジイチゴはクサイチゴと区別しにくいが、葉の形が違う。また、花は上を向いて咲き、画像のように花弁に縮れが目立つ…
チューリップの「新潟4号」の愛称は「越爛漫(こしらんまん)」。花の色は赤紫色で、花びらの多い八重咲きで、まるでボタンの花を思わせるボリューム感が特徴。花壇では4月下旬に開花し、春の新潟の大地に大輪の花が広がることから、「越爛漫」の愛称になっ…
画像のムラサキ科のセリンセ・マヨール(Cerinthe major、黄花瑠璃草)は花全体が紫色の品種で。下向きに花が咲くのが特徴です。和名のキバナルリソウよりセリンセ・マヨールの名がよく使われています。花序はムラサキ科の特徴であるサソリ形花序。花は下向…
花壇のアネモネの花が終わり、大きな種の塊ができています。この種は突然割れます。種がはじけると、タンポポのようにふわふわと飛んでいきます。黒い小さい粒が種で、この種は秋に土に混ぜながら種まきをします。アネモネは分球によっても増えます。その増…
つる性で、葉が変化した巻きひげをもち、マメ科の典型的な花をつけるヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)。花びらの内部に雄しべと雌しべが入り、蜜を吸いに来た昆虫が花びらに乗ると、花が開く仕組みになっている。豆果ができ、中には種子が5~10個。熟すと…
淡い紫のベロニカ-マダムマルシア(メルシエ)(Veronica petraea 'Madame Mercier')はゴマノハグサ科クワガタソウ属で、その花が少し前から咲いています。このベロニカはコーカサス地方原産ですが、学名は「岩石の間を好む」という意味で、岩山を覆うよう…
スイセンは1万以上の品種が登録されていて、「口紅水仙」、「ラッパ水仙」、「八重咲き水仙」、「房咲き水仙」等々、実に多彩です。画像のクチベニズイセン(口紅水仙、Narcissus poeticus)は「遅咲き系」で、桃や桜が咲く春の時期に咲き始めます。ですから…
スイセンは1万以上の品種が登録されていて、「口紅水仙」、「ラッパ水仙」、「八重咲き水仙」、「房咲き水仙」等々、実に多彩です。画像のクチベニズイセン(口紅水仙、Narcissus poeticus)は「遅咲き系」で、桃や桜が咲く春の時期に咲き始めます。ですから…
今年初めてナナホシテントウの幼虫を見ることができました。ナナホシテントウはその名前の通り、背中の「7つの星」が特徴的なテントウムシです。ナナホシテントウの幼虫は、卵から孵化するとすぐにアブラムシを食べ始め、成虫になるまでアブラムシを主食とし…
本当に印象的な花を見た時は、言葉など使わずに、直接に見て楽しむことに集中してみようと私などはつい思ってしまう。だが、経験した感覚的なものをどう表現するか、描くことと語ることとの違いは何なのかなどと考え出すと、謎の迷宮に入り込むことになる。…
空に向け 椿と桜 咲き揃う 紅唐子 桜の中に 紅くあり 昨年から心待ちにしていたのが椿と桜の花のお花見で、今年も共演の舞台を見ることができた。何とも贅沢な景色で、私の独占する景色と思いたいのだが、既に浮世絵に描かれていた。その一つが広重の『名所…
5m近くのツバキの樹に花がたくさん咲いている。ウメやサクラの花と違って、ツバキの樹に満開はなく、次から次と花が漸次的に開いていく。花は散らず、花ごと落ちるのがツバキである。私の眼前の椿の樹にはたくさんの花がつき、蕾から枯れ始めた花まで様々な…
ノジスミレ(野路菫、Viola yedoensis)は道端に咲く日本の在来スミレで、細かな白い毛とかすれた紫色の花が特徴です。いつも通る近くの小学校の歩道の隙間に咲いていて、今まで気づかなかった自分に呆れてしまいました。すぐ横で花をつけ出したソメイヨシノ…
ケシ科のハナビシソウの別名は「カリフォルニアポピー」で、カリフォルニア州の州花になっています。明治時代に日本に渡来し、家紋の花菱に似ていることから、この名がつきました。ハナビシソウは花が大きく、花色が豊富にあり、特にオレンジ色の品種は綺麗…
キク科のローダンセマム・エルフピンクは、寒さに強く、早春の花の少ない時期から花を咲かせ、優しいピンク色とシルバーの葉のコントラストが特徴です。葉はシルバーリーフで、キク科らしいマーガレットのような花で、落ち着いた雰囲気があります。開花期は2…
ツツジ科のカラムラサキツツジ(唐紫躑躅、Rhododendron mucronulatum)は落葉低木で、3月から4月にかけて画像のような桃紫色の花をつける。朝鮮半島、中国東北部に自生。日本の対馬や九州北部、中国地方などに分布するゲンカイツツジ(玄海躑躅)はこれの変…
ボケ(木瓜)はバラ科の落葉低木で、果実が瓜に似ているため、木になる瓜で「木瓜(もけ)」、そしてそれが「ぼけ」に転訛したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われている。日本に帰化したのは平安時代で、随分古い。 ボケは、庭木や…
点を巡る迷走気味の様々な考察(1) <ユークリッド幾何学と点と線と…> 点に係わる(ユークリッド幾何学の定義を問い直すような)10の問題から様々な思いを巡らしてみよう。 第1問:無限はこの物理的世界に存在するか? どんな物質も有限量しかないが、時間…
アオイ科のマルバ・スポバータ(Malva subovata)の花を僅かだが、やっと見ることができた。昨秋に随分と刈り込まれためか、花がつかず、寂しかったのだが、ようやく僅かに咲いた四輪の花を見ることができた。Malvaはゼニアオイ属を指していて、例えば、ウス…
カロライナジャスミン(Carolina jasmine)は北アメリカ南西部、亜熱帯・熱帯アメリカ原産で、自生地のサウスカロライナ州では州の花とされています。香り高い花木として知られるハゴロモジャスミンやマツリカ、ソケイなどが含まれるジャスミンの仲間(モク…
3月も中旬を過ぎると、野原に春の花がたくさん見られます。そんな野草の一つがキュウリグサ(胡瓜草)。小さなキュウリグサの花は目を凝らさないと見過ごしてしまうのですが、ワスレナグサによく似た花はとても魅力的です。キュウリグサはムラサキ科キュウリ…
このようなタイトル自体が奇妙で、意味不明だと思う人が多いのではないか。そのような疑念を持ってもらうためのタイトルだと考えてほしい。 椿の白花や園芸種について文学的な迷走に耽りながらこれまで述べてきたが、客観的な記述と文学的な表現の間で漂い、…
原種系チューリップとは、私たちにお馴染みの大輪チューリップとは異なり、野生種または野生種に近い系統のチューリップの総称です。小型で可憐、それでいて丈夫で、植えたままで、手がかからないことが最大の特徴です。 原種系チューリップは中央アジアから…
3月も末になると、春が熟して、濃くなり、野には小さな命が溢れ出しています。そんな一コマが画像で、オオイヌノフグリの花にナナホシテントウがやって来ています。ナナホシテントウは成虫の姿のまま冬眠し、春に覚めて活動を始めています。 オオイヌノフグ…