2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「絵画は語られないとその意図、意味を読み取れない」、「パフォーマンスは思想を背景にして正しく理解される」、「宗教と生、宗教と性は個別の人生の中で結びつくことによって納得できる」といった言明表現を通じて、理論、知識、意識、物質、出来事等がま…
サンシュユ(山茱萸)は、ミズキ科の落葉小高木。サンシュユの漢字表記は山のグミを意味する「山茱萸」。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれ、中国及び朝鮮半島を原産とする。享保年間(1720年頃)に薬用樹として日本へ渡来した。ウメやマンサ…
地中海沿岸を中心に南ヨーロッパにかけて広く分布。春、3月から4月に開花。白い小さな4弁花で茎葉は段々状になっている。オオイヌノフグリより花は小さく、老眼の私には見えにくく、つい見落としてしまう程だが、道端に見つけてから正体がわかるまで随分と苦…
人間は理性的である。 動物は理性的でない。 だから、人間は動物ではない。 この三段論法は正しく、前提の二つの文が正しいなら、結論の文を疑うことなどできません。これがアリストテレスの成果なのです。それによれば、どこにも偽の入り込む余地はないので…
アメリカフウロ(亜米利加風露) アメリカフウロは北アメリカ原産のフウロソウ科フウロソウ属一年草。葉は5~7に深裂し、花は淡紅あるいは薄紫色で春から夏にかけて咲く。日本に入ってきたのは昭和の初めで、本州、四国、九州の各地の道端に広がっている。 …
釈迦は弟子に死後の遺骸の処置を問われ、僧侶は遺骸の供養など考えず、真理追求に専念すべきだと答えました。飛鳥時代に仏教が日本に伝来し、鎌倉時代には庶民層にまで広まり、庶民の間で仏式の葬儀が行われ始めます。檀家制度は人に一つの寺院を菩提寺とし…
中国原産のユキヤナギ(雪柳)はバラ科シモツケ属の落葉低木。今年の暖冬のために、既に花が咲き出している。普通なら3月から5月にかけて、五弁の雪白の小さな花を枝全体につける。ユキヤナギ(雪柳)の花丈は1~2m、どこでも育つ、とても丈夫な庭木である。…
コメツブツメクサはシャジクソウ属の1年草。道端や河原などに生える雑草で、和名は米粒のように小さく、シロツメクサに似ていることに由来する。コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ(黄花詰草)ともいう。ヨーロッパから西アジアが原産で、日本では…
人間は「理性的で、倫理や道徳をもって行動する動物である」というのが伝統的な捉え方でした。これを言い換えるなら、「人間は信念と欲求をもち、合理的で倫理的な行動をするシステムである」という今風の、お馴染みの表現になります。そこで、人間の倫理や…
ジンチョウゲの原産地は中国南部で、日本では室町時代にはすでに栽培されていたらしい。雌雄異株だが、日本にある木はほとんどが雄株。開花時期は、 2月末~3月末頃。少し前から咲き始めている。 花芽は、前年の秋にはできているが、実際に咲き出すまでに寒…
越後に生まれて、越後をろくに知らずに過ごしてきた私が『古事記』、『日本書紀』、『出雲国風土記』の神話や記述の中の「越の国(越前、越中、越後、そして秋田の一部)」について妄想することになったのは年齢のなせる業なのかも知れない。日本の中心にな…
プリムラ・マラコイデスは中国の貴州省から雲南省に分布。山地に生え、高さは20-40cmになる。1月から5月ごろ、花茎を伸ばして数段の輪生花序をだし、白色からピンク、赤色、紫色などの花を咲かせる。サクラソウの園芸品種で、和名は「化粧桜」。 サクラソ…
律令制によってできた出雲国になる前の出雲はずっと広い独立した国でした。百済や新羅の影響を受けた出雲文化は、日本海側を北上し、能登半島から越の国に伝播していき、さらに信州へ、そして関東北部に入り南下したと推測できます。つまり、越中から越後へ…
オウバイ(黄梅)はモクセイ科の半蔓性の落葉低木で、原産地は中国。中国名は「迎春花」で、早春に梅に似た形の黄色い花を咲かせる。花の大きさは直径2センチ程度。日本への渡来は元禄時代。 オウバイはジャスミンの仲間で、英名は「ウインタージャスミン」…
戸隠からスタートし、妙高にまで話が及んだが、何とも隔靴掻痒な内容で、私自身より自由に古代を思い描いてみたい気持ちが嵩じてしまった。こうなると、それを避けることができない。私の生まれた「小出雲」を好奇心の起点にして、私が生まれた場所はどんな…
早春の陽の中でヤグルマギクが鮮やかに咲いている。キク科のヤグルマギクはヨーロッパ原産。麦畑などに多い雑草だったが、園芸用に改良され紫、白、桃色などの品種が作られた。ドイツ、フランス、エストニアの国花である。日本には明治初期に渡来。鯉のぼり…
「戸隠」という名前は子供の頃から知っていたのですが、そのためかその意味や由来については考えたこともありませんでした。でも、妙高や関山神社と比べると戸隠や戸隠神社は昔から人々の関心や興味が高く、そのため多くの文献に記載があり、その内容も様々…
ウメは中国江南地方を原産とし、お花見の対象としてサクラより長い歴史を持つ。奈良時代以前はウメが「花」の代表だった。最も親しまれている果樹の一つで、梅干しや梅酒として広く使われてきた。近くの梅林のウメが満開で、やはり満開の河津桜と競い合って…
「戸隠」という名前は子供の頃から知っていたのですが、そのためかその意味や由来については考えたこともありませんでした。でも、妙高や関山神社と比べると戸隠や戸隠神社は昔から人々の関心や興味が高く、そのため多くの文献に記載があり、その内容も様々…
ハコベはウシハコベとよく似ている。違いは、ハコベの雌シベの先は三つで、ウシハコベは五つ。とはいえ、花が小さいので虫眼鏡がないと雌シベを見分けるのは困難。また、花びらが10枚に見えるが、1枚が二つに分かれているだけで、実際は5枚。コハコベ、ミド…
現実の世界で私たちの心がどのように振舞うかを知ることは今の私には無理難題というもので、単純この上ないモデルを使って思考実験でもしてみるしか手はありません。私が思うに、今のところ心の振舞いを物語として描く仕方で断片的に成功していると思われる…
地面に近づかないと見えないほどの花をようやく見つけ、子供に戻ったような気分で観察すれば、春の陽気の中でいっぱしの博物学者になって悦に入る。キュウリグサは春に青色の小さい5弁花をつける。日本中の道ばたや庭などに多く、茎の先にサソリ形花序をだ…
「戸隠」という名前は子供の頃から知っていたのですが、そのためかその意味や由来については考えたこともありませんでした。でも、妙高や関山神社と比べると戸隠や戸隠神社は昔から人々の関心や興味が高く、そのため多くの文献に記載があり、その内容も様々…
シクラメン・コウムは、サクラソウ科シクラメン属の多年草。コウムは原種シクラメンの中では、花が少し小さめで、花びらが丸みを帯びた形をしている。蝶が飛んでいるようにも見え、葉も花と同じように丸みがあり、ハート形をしている。代表的な原産地はトル…
私たちの周りにあるものの名前、そして植物名はその一例だが、それを特定することは命名することとも、そのものを観察し、調べることとも違っている。ものを知ることとそのものの名前を知ることの間には大した違いがないのか、それとも途方もない違いがある…
スノードロップ(snowdrop)は、学名からガランサス、待雪草(まつゆきそう)、雪の花(ゆきのはな)、雪の雫(ゆきのしずく)とも呼ばれる。スノードロップは可憐な草姿に白い下向きの花を1輪咲かせ、春を告げる花として人気がある。まだ寒い冬のうちから顔…
神は全知全能なので、彼に対して隠し事は通用しない。彼は私のすべてを知っていて、神の前では私のプライバシィーなど存在しない。ところが、私は神のほとんどを知らない。だが、「それゆえ、誰もが知らない神だけの秘め事が存在する」などとは考えもしない…
1月11日に水仙について書いた。今スイセンが少々うるさい程にあちこちで咲いている。やはり多いのがニホンスイセン(日本水仙)とキブサスイセン(黄房水仙)。もう一つの画像は八重咲スイセンで、これは前の二つにくらべるとずっと少ない。 ニホンスイセン…
神は全知全能なので、彼に対して隠し事は通用しない。彼は私のすべてを知っている。だから、神の前では私のプライバシィーなど存在しない。ところが、私は神のすべてを知らない。だが、「それゆえ、誰もが知らない神だけの秘め事が存在する」などとは決して…
子供の頃だけでなく、大人になっても見たことがなかったのがミヤマガンショウ。中国原産のモクレン科オガタマノキ属の常緑高木。2~3月頃に枝の途中の葉の付け根にハクモクレンに似た一重から二重の白色で芳香をもつ花を開花させる。ハクモクレンにしては緑…