満開のウメの花

 ウメは中国江南地方を原産とし、お花見の対象としてサクラより長い歴史を持つ。奈良時代以前はウメが「花」の代表だった。最も親しまれている果樹の一つで、梅干しや梅酒として広く使われてきた。近くの梅林のウメが満開で、やはり満開の河津桜と競い合っている。

 ウメは園芸品種が多く、花の色形は様々だが、基本種は一重の五弁花。花を観賞するための「花ウメ」と、収穫用の「実ウメ」に大別されるが、画像は実ウメである。ウメの実が熟すのは6月頃で、この時期に降る雨が「梅雨」。花の色には白、赤、ピンクとそれらの混合があり、香りの高い白花に最も高い価値が与えられてきた。

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