2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧
アブラナ科のストックは南ヨーロッパ原産で、日本では秋蒔き一年草として扱われ、開花期は早春~春。湾岸地域でもあちこちの花壇で元気に咲いている。「ストック」は英名で、和名は「アラセイトウ(紫羅欄花)」。人との関わりは古く、古代ギリシャでは薬草…
ノイバラは落葉性のバラで、その別名は「野薔薇」なのだが、「野茨」の字が断然好きである。日本の野のバラの代表で、白い花はナニワノイバラより小さいが、芳香が強く、花弁は5枚ある。「イバラ」は棘のある植物全般を示す総称。花より目立つ「実」は萼筒…
冬寒く 風吹く原に 薔薇赤く 冬薔薇 優しさ広がる 色ピンク 冬の薔薇 陽の中の色 輝きて 陽が降りて 色が輝く 冬薔薇 冬薔薇 赤さを誇る 朝日かな
(5)心の形而上学:阿頼耶識理論 中国にやってきた仏教への最初の仕事は経典の翻訳です。インド人翻訳家の鳩摩羅什や玄奘三蔵が色んな経典を翻訳しました。玄奘三蔵は翻訳だけでなく、仏教の資料も輸入しました。彼は三蔵法師として『西遊記』の主人公にな…
(3):心の哲学者ブッダ 禅定(座禅)が深まると、それによって消えていく意識は表層から深層に向かって次のように分類されています。まず、最も表層には眼、耳、鼻、舌、身(皮膚)、意(脳)の6根(感覚、意識の器官)があります。これらは色(物質)でで…
(1)ブッダの仏教 宗教も宗教観も世俗社会の事柄と同じように歴史の中で変化します。神や仏は不変だとしても、それを信じる人は確実に変わります。感覚的な直感から言語的な理解へと人の行動パターンが進化するのに応じて、宗教も「真理の洞察」、「戒律の…
「ローズマリー擬き」と言いたくなるほどローズマリーによく似ているのがウエストリンギア。ウエストリンギアはオーストラリア原産のシソ科ウエストリンギア属の半耐寒性常緑低木。当初日本では「オーストラリアン ローズマリー」と呼ばれたが、近年はウエス…
ナデシコ属は約300種もあり、園芸品種としてのカーネーションもその一つ。花期は夏から秋に渡り、俳句の季語は秋だが、真冬の今も花が咲いている。カーネーションの開花時期は4月~6月。ただし、四季咲きの品種の場合は10月~11月の秋シーズンに花を咲かせる…
咲き誇る 白梅の 過密なり 梅の花 支える枝の 強さかな 陽浴びて 梅満開の 寒の内 寒の内 満開の梅 陽を求め 寒の梅 冬の光を 浴びており 梅咲きて 冬の寒さも 弱まれり 冬の陽が 花を刺して 寒の梅 梅咲くも 寒の内なり 霜柱
スィートアリッサム(Lobularia maritima)は地中海沿岸部原産の多年草。現在は温帯の広い地域に帰化しています。「アリッサム」という名前がついていますが、これはスイートアリッサムが以前アリッサム属に分類されていた名残です。現在はアリッサム属から…
中央区の「築地」はその地名の通り、海を埋め立てて築かれた埋立地です。1657年の明暦の大火で浅草の東本願寺は消失します。大火後の復興計画の一環として隅田川河口部が埋め立てられ、そこに本願寺が移転してきました。その後、関東大震災後には日本橋から…
中央区の「築地」はその地名の通り、海を埋め立てて築かれた埋立地です。1657年の明暦の大火で浅草の東本願寺は消失します。大火後の復興計画の一環として隅田川河口部が埋め立てられ、そこに本願寺が移転してきました。その後、関東大震災後には日本橋から…
老いてなお 青鷺を 我は飼う 白鷺の 苦悶水面に 映りけり 鷺思う 我も思いて 時過ぎる 静かなり 一羽の鷺の 哲学や 悶々と 思いは尽きず 鷺不動 妖しくも 青き炎を 鷺秘めて 青鷺の 炎冷たく 凍りつく 身の苦悩 鷺平然と 見つめるや 青鷺は 冥界使い 胸躍る …
ランタナ(Lantana camara)は6月末から冬までずっと花が咲いている。同じ茎から微妙に異なる色の花を咲かせる。まさに色の「七変化」で、それが別名の「シチヘンゲ(七変化)」になっている。実の方も緑から藍色へ変化する。ランタナはクマツヅラ科の常緑小…
「蘭学事始地(蘭学の泉はここに)」碑は解体新書の翻訳に取り組んだ記念碑。中津藩の中屋敷で藩医、蘭学者であった前野良沢は杉田玄白、中川淳庵、桂川甫周らとオランダ語の医書『ターヘル・アナトミア』の翻訳に取り組み、『解体新書』を出版しました。そ…
マメ科のエンドウの学名はPisum sativum (Lathyrus oleraceus)で、和名は「エンドウ」。エンドウは世界中で栽培され、私たちの重要な食べ物になっています。英語ではグリーンピース。「エンドウマメ」とも呼ばれ、別名は「ノラマメ」、「サヤエンドウ」、「…
福沢諭吉は1835年1月(天保5年12月)に中津藩の大阪蔵屋敷で生まれました。それより随分前、中津藩の江戸中屋敷に中津藩医の前野良沢、若狭国小浜藩医の杉田玄白、蘭方医の中川淳庵、桂川甫周などが集まり、オランダ語の解剖書「ターヘル・アナトミア」の解…
朝の富士 雪面輝き 白さ濃く 朝日受け あくまで白く 雪の富士 朝日出で 雪が輝く 富士の肌 出でた陽を 反照するや 富士の山 光出で 肌を光らす 雪の富士
北アメリカ東北部が原産で、ツツジ科のチェッカーベリー(学名Gaultheria procumbens、和名 姫柑子(ひめこうじ))は寒さに強く、冬の間赤い実を観賞できます。チェッカーベリーの特徴は秋から冬にかけて実る、真赤な果実です。初夏にブルーベリーの花によ…
初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬に赤い実をつけるのが南天(ナンテン)。ナンテンは「難を転ずる」ことにも通じるため、縁起木、厄よけ、魔よけとして古くから庭に植えられてきました。漢方では、乾燥させた果実を「南天実」と言い、咳止め剤として利用さ…
小さなバラの花が戸外で見事に咲いています。ミニバラのグリーンアイスと思われますが、最近公園でよく見ます。ミニバラを調べてみると、意外に多くの種類があり、鉢植えのバラも多く、花壇の大柄なバラとは違った印象を与えています。 「ミニバラ」という名…
ロウバイ科のロウバイ(蝋梅)は中国原産の落葉樹。早い種では12月頃に、遅くても2月に黄色い花がやや下を向いて咲く(画像)。寒い時期に開花し、香りが強く、花柄が短く花が枝にまとまってつくといった点でウメに似ている。だが、ウメはバラ科。 「蝋梅」…
ほぼ年中あちこちで見ることができる代表がカタバミの花。カタバミと言えば、小さく、目立たない花を連想するのだが、大きく派手な花をつけるのがオオキバナカタバミ(大黄花酢漿)。カタバミ科カタバミ属のオオキバナカタバミの花期は12月~6月と随分長い。…
梅は中国が原産で、日本には約1500年前に薬用として渡来したようです。梅の原種はもともと白い花を咲かせていたと思われます。奈良時代には既に栽培されていて、当初は実を収穫する実梅(みうめ)として人為的な改良がおこなわれていました。実梅の花色は基…
ユーカリはオーストラリア、ニュージーランドなどが原産で、フトモモ科ユーカリ属の常緑高木。シルバーリーフの葉が美しく、シンボルツリーとして人気があります。また、ユーカリの葉は爽やかな香りがあり、ドライフラワーや切り花としても楽しめます。 ユー…
「三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みじんもゆるがず、なんと言うのか、金剛力草とでも言いたいくらい、けなげにすくっと立っていたあの月見草はよかった。富士には、月見草がよく似合う」と引用すれば、誰もが『富嶽百景』を思い出すだろう。 月見…
今年は正月に一輪だけ、それも戸外に咲いている乙女椿を見た(画像)。近くの椿の木には花がなく、先駆けと言えば聞こえがいいが、単に慌て者だったのかも知れない。日本海側が大雪だと聞けば、これまでユキツバキについてまとめたものを編集し直してみたく…
冬は好天気なら、ピントの合った風景を楽しむことができる。今の私の周りの風景は子供時代の、雪に蔽われた風景とはすっかり違ってしまっている。両方の風景を同時に味わいたければ、好天気の妙高の朝となるのだろうが、そんな風景は随分とご無沙汰である。…
真冬に咲くツタバウンランの花を何度も記してきたが、今は花壇のネメシアが元気である。そこで、ネメシアとその仲間たちをまとめておこう。 ネメシア(ウンランモドキ)はシュッコンネメシアとも呼ばれ、ゴマノハグサ科で、中国名は「龍面花」。アフリカウン…
明石町界隈を歩いていると、歩道の植込みの一部が赤味の濃い実をつけているのが目に飛び込んできた。それがマユミだとすぐわかったのだが、1月末にこれほどの実をつけているのは見たことがなかった。それでも、マユミの細い枝は何ともないかのように実をつけ…