モクゲンジよりも葉が大きいために名付けられたのが「オオモクゲンジ(大木欒子)」ですが、9月に入り、オオモクゲンジも花をつけたと既に記しました。オオモクゲンジはモクゲンジと同じ中国原産で、ムクロジ科モクゲンジ属の落葉高木です。別名はフクロミモクゲンジ(袋実木欒子)で、実が膨らんだ三室の袋状だからです(画像)。オオモクゲンジはとても大きくなる木で、高さ20mほどになります。滅多に見ない木ですが、湾岸地域では見ることができます。
オオモクゲンジの花や実の姿はモクゲンジにとてもよく似ています。今はオオモクゲンジの実が木全体についているのを見ることができます。袋状の実が樹木全体についています。オオモクゲンジの実を開いてみると、中には種子が入っています。この種子は次第に黒色に変わって行きます。



