ススキの穂が秋風になびく姿は私には見飽きない風景で、妙に落ち着くのだが、それとは微妙に異なる景色をメリニスによって味わうことができる。メリニスの園芸種サバンナはブルーグリーンの葉とルビーレッドの穂の組み合わせが美しく、穂は初夏~晩秋まで長く楽しむことができる。
メリニス・サバンナはブルーグリーンの葉とルビーレッドの穂の組み合わせが美しい人気のグラス。イネ科トウミツソウ属の中で一般に栽培されているのはネルビグルミス種(Melinis nerviglumis)の「サバンナ」と呼ばれる品種。赤っぽい微妙な色合いの穂をたくさん出す(画像)。
ススキは尾花(おばな)とも呼ばれ、秋の七草の一つ。また、茅(かや、「萱」とも書く)と呼ばれ、農家で茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いられ、家畜の餌として利用されてきた。そんなススキとは随分違う印象を与えてくれるのがメリニス・サバンナで、秋の優しさ、柔らかさが見事に表現されている。


