フウセンカズラの花と実

 ムクロジ科のフウセンカズラ(風船葛、Cardiospermum halicacabum)は「花を観賞するより、風船のような実を見て楽しむ」と説明されているが、その変わった名前もそこから納得できる。フウセンカズラは絡みつきながら繁茂する蔓性の一年草。夏に白色の小さな花を咲かせ、その後、紙風船のようにふくらんだ袋状の実をつける。風に揺れる実は涼しげで、緑のカーテンとして人気がある。

 フウセンカズラは花より風船状の実を見て楽しむ植物。熱帯に広く分布し、日本では観賞用に栽培されてきた。葉に対生する巻きひげで、からみつく。花は直径8~10㎜の白色の小さな4弁花(画像)。果実は丸い風船形で、中は3室に分かれている。

 果実が茶色く熟すと、黒地に白いハート模様の入った丸いタネが3粒入っている。