さわやかな青や紫を中心に、小さく可憐な、アザミに似た花を咲かせるアゲラタムは熱帯アメリカ原産の、非耐寒性の多年草です。使い勝手のよさが特徴ですが、翼栽培されるのは、南アメリカに分布するカッコウアザミと、メキシコを中心とした中米に分布するムラサキカッコウアザミ(最後の画像)です。日本でも沖縄で帰化植物として定着しています。日本には明治時代に渡来し、戦前から栽培されてきました。
アゲラタムの和名はカッコウアザミ。葉が漢方薬のカッコウの原料になるカクミドリ、花がアザミに似ていることから名づけられました。春の5月から秋の11月までと花期が長いのがアゲラタムの特徴です。それにしても、1月に花を見るのは珍しいことです。花をよく見ると、舌状花がなく筒状花(花の中心に見える花)で、糸を束ねたような独特の形をしています(画像)。属名の「アゲラタム(Ageratum)」は、ギリシャ語の「ageratos(古くならない、年をとらない、不老長寿)」からきています。


