マトリカリアの花

 マトリカリアの学名は「タナセツム パルセニウム(Tanacetum parthenium)」で、キク科のタナセツム属(ヨモギギク属)。キク科のマトリカリア属ではないのに、園芸ではマトリカリアと呼んでいます。以前マトリカリア属に分類されていたためで、和名はナツシロギクのままです。

 マトリカリアの原産地は南東ヨーロッパで、原産地では多年草ですが、日本では高温多湿で夏に枯れてしまうことが多く、そのため、2年草として扱われます。マトリカリアはマトリカリア属のカモミールと同様、古くから薬草や染料として利用されてきました。柔らかい葉の先端をサラダとして食べたり、ハーブティーとして飲んだりします。

 マトリカリアの開花時期は5〜7月ですが、今も咲いています。「ナツシロギク」の名前の通り、花は菊のような形で、白や黄色の花を咲かせます。基本種は一重咲きですが、八重咲きも多く、中心の筒状花が退化したポンポン咲きなどたくさんの品種がありまする。

*ポンポン咲きは筒状の花びらがこんもりとした半球状になる咲き方(最後の画像)