レンテンローズ(Lenten rose、学名Helleborus orientalis(ヘレボルス・オリエンタリス))はキンポウゲ科クリスマスローズ属の耐寒性常緑多年草です。日本で見られるヘレボルス(Helleborus)は、ニゲル種(niger)と、オリエンタリス種(orientalis)で、ヘレボルス・オリエンタリスは「レンテンローズ」と呼ばれています。
レンテンローズという名前はキリスト教のAsh Wednesday(聖灰水曜日)からEaster(復活祭)までの四旬節(レント)に咲くことからつけられました。花のように見えるものは萼(ガク)で、実際の花は中心部にある線状のものです。ハルザキクリスマスローズとも呼ばれ、クリスマスローズとよく間違えられます。
ヘレボルスはクレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物。かつては濁った花色で花弁によれがある花でしたが、改良が進み、濁りのない花色、丸い花弁、整った花形へと品種改良が行われ、今では見事な花色、花形になっています。
ヘレボルスの花は「がく(萼)」が発達した萼片で、花弁は退化し、小さな蜜腺になっています。下向きで咲くものが多く、花の内側はなかなか見ることができません。それがまた私たちの興味を惹くのです。



