2月のラナンキュラス

 キンポウゲ科ラナンキュラスは幾重にも重なった花弁が魅力的な秋植え球根です。最近は花の色や形が改良され、香りのよい品種が数多くつくり出されています。その見事な色と形に私は暫し見惚れてしまうのです。

 現在「ラナンキュラス」と呼ばれているものは、中近東からヨーロッパ南東部にかけての地中海性気候の地域に分布するラナンキュラス・アシアティクス(Ranunculus asiaticus)を中心に改良された園芸品種で、花色が豊富で、八重咲きもあり、大きな花はボリュームたっぷりで、葉はキクの葉に似ています。

 ラナンキュラスの和名は「ハナキンポウゲ(金鳳花)」で、明治時代に日本に入ってきました。ラナンキュラスは花径10~15cmの大きな花を咲かせ、花弁は八重咲きのアネモネに似ています。最近は大輪のラナンキュラスが少なくなり、園芸家の嗜好が変わったのか不安になっていましたが、大輪のラナンキュラスを見ることができ、ホッとしています。