正月のラナンキュラスの花たち

 キンポウゲ科ラナンキュラスRanunculus asiaticus)は幾重にも重なった花弁が特徴で、正月の花壇で見事に咲いている。最近は花の色や形が改良され、香りのよい品種がつくり出されている。「ラナンキュラス」は中近東からヨーロッパ南東部にかけての地中海性気候の地域に分布するラナンキュラス・アシアティクスを中心に改良された園芸品種で、秋から春にかけて生育する。和名は「ハナキンポウゲ(花金鳳花)」。ラナンキュラスは明治時代に輸入された。

 ラナンキュラスの草丈は20~60cmで、黄、赤、桃色、白、橙色、青紫色と豊富な花色で、花径10~15cmの大きな花を咲かせる。花弁は八重咲きのアネモネに似ている。花弁はシルクのような艶やかさがあります。

 和名が「ハナキンポウゲ」で、「キンポウゲ(金鳳花)」はどこかで聞いたことのある懐かしい名前。キンポウゲ科の花は総じて美しい。例えば、アネモネクリスマスローズオキナグサオダマキクレマチスなど・・・。「美しいものには毒がある」ことの実例がこの科の面々で、なかでもトリカブトは、ドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物。有毒成分はアルカロイドのアコニチンとメサコニチン、アコニンなどで、毒性が強い。むろん、上記の植物のいずれも有毒。

 

 キンポウゲ 鳳凰のごと 輝けり