1月のラナンキュラスの花

 ラナンキュラスRanunculus asiaticus)は中近東、東地中海沿岸原産で、キンポウゲ科の半耐寒性球根植物です。和名は「キンポウゲ(金鳳花)」や「ハナキンポウゲ(花金鳳花)」。草丈は20~60cmで、黄、赤、桃色、白、橙色、青紫色と豊富な花色があり、花径10~15cmの大きな花を咲かせます。花弁は八重咲きのアネモネに似ています。ラナンキュラスは明治時代に日本に入ってきました。

 ラナンキュラスは最近花の色や形が改良され、香りのよい品種が数多くつくり出されています。そのラナンキュラスの花が道端の花壇に咲いていて、なんとも見事な色と形で、つい見惚れてしまいます。画像からわかるように、花弁はシルクのような艶やかさがあります。

 和名の「ハナキンポウゲ」、「キンポウゲ(金鳳花)」はどこかで聞いたことのある懐かしい名前で、キンポウゲ科は総じて美しい花が多いようです。例えば、アネモネクリスマスローズオキナグサオダマキクレマチスなど・・・。「美しいものには毒がある」ことの実例がこの科の面々で、なかでもトリカブトドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物です。有毒成分はアルカロイドのアコニチンとメサコニチン、アコニンなどで、強い毒性があります。むろん、上記の植物はいずれも有毒です。