ラナンキュラス(Ranunculus asiaticus)はカラフルで大きな花を咲かせ、庭植えや鉢植えにして楽しまれている球根花です。ラナンキュラスという名前はラテン語の「小さなカエル」を意味し、葉がカエルの足に似ていることに由来します。
ヨーロッパの南東部から西アジアが原産です。カラフルで大きな八重の花を咲かせます。花色にはピンク色や赤色、紅色、白色それに黄色などがあります。園芸品種も数多く、和名では「はなきんぽうげ(花金鳳花)」と呼ばれています。
画像は今咲き誇っているラナンキュラスの花々です。色も形も多様で、それぞれの花が競い合って咲いています。その色と形の百変化に暫し見惚れて、つい時間を忘れてしまいそうです。
*老いの目に 花金鳳花 つき刺さる
陽が溢れ ラナンキュラスの 花開き
道端に ラナンキュラスの 色溢れ
冬の陽に 花金鳳花 そろい踏み
あるけばきんぽうげすわればきんぽうげ 種田山頭火