ユウギリソウは、地中海沿岸地方を原産とするキキョウ科の植物で、日本では一年草として扱われています。花の色は紫、白、ピンクなど。花序にはやや芳香があり、初夏から初秋にかけて花を咲かせます。「夕霧草」という名前は小花が集まった様子が霧のようなので、このような名前になったようです。
ユウギリソウは株から花茎を伸ばして、小さい花の花序をつくります。矮性と高性の品種があり、画像は矮性品種です。2mmくらいの細かい花が無数といえるほど密に集まって、傘状の大きな花房になります。紫色の花では茎や葉柄も紫色を帯びます。