アラゲハンゴンソウの花

 ルドベキアヒルタ(Rudbeckia hirta)はルドベキアの代表品種の一つ。北米原産で、キク科オオハンゴンソウ属の耐寒性多年草または一年草です。アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)、マツカサギク(松笠菊)、Black-eyed-Susanとも呼ばれます。90年代から多く栽培されるようになった矮性種で、画像は園芸品種のプレイリーサン(Prairie Sun)と思われます。

 草丈は40~90cm。夏に花序を伸ばし、花径6〜10cmの黄色または橙色の頭花を咲かせます。花は中央にある花芯が光沢のある褐色で高く盛り上っています。戦前から北海道で見られ、最近では全国的に広がっています。その名の通り、茎や葉など全体に粗い毛が生えています。

*悪名高きオオハンゴンソウ(大反魂草)はオオハンゴンソウ属の多年草で、環境省指定の特定外来生物