サルビア・インボルクラタ(Salvia involucrata)には上部の苞葉が球状になるものと,長細いタイプがありますが,これは長細いタイプの品種です(最初の二枚の画像)。クリスマスなのにまだ元気に咲いています。
このサルビアの葉は卵形で先端が尖っていて、向かい合って生えています(対生)。また、葉の縁はぎざぎざ、表面はざらざらしています。種小名のinvolucrataはinvolucre(包み)からで、苞葉に包まれていることから。
*サルビアには多くの園芸品種があります。湾岸地域でよく見るサルビアはサルビア・アズレア、サルビア・ミクロフィラ、サルビア・スプレンデンス、サルビア・ガラニチカ、そして、ブルーサルビア(サルビア・ファリナセア、Salvia farinacea)です。Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきています。薬用になるものが多いことから名づけられました。farinacea は「粉質の」という意味で、訳は「ケショウサルビア」です。