ツワブキを見ていつも私が思い浮かべるのはフキ(蕗)で、私の中のツワブキは正に「艶のある太い蕗」で、子供の頃の記憶にフキはあっても、ツワブキは入っていない。ツワブキ(石蕗、艶蕗、Farfugium japonicum)はキク科ツワブキ属の常緑多年草で、葉柄は食用になる。海沿いの草原や崖、林の縁によく見られ、葉はフキ(蕗)に似ていて、革質でつやがあることから「つやぶき」となった。地下には短いワサビ状の根茎が連なり、大きな株になる。花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせる(画像)。開花時期は、10月中旬から11月末頃まで。
ツワブキの花が今あちこちで咲いていて、既に11月13日に花に集まるアブたちを紹介した。晩秋から初冬にかけて咲く黄色い花は風景に彩を添えるが、その代表の一つがツワブキ。花は菊に似た形で、庭園や寺社の境内などでよく見られる。晩秋の貴重な花源として、チョウやハナアブ、ミツバチなどがやって来る。
ツワブキの葉はフキ(蕗)に似ていて、冬から春にかけて、ツワブキの若葉を摘み取って、「きゃらぶき」をつくることができる。フキとよく似ているが、フキが夏に葉を広げるのに対し、ツワブキは常緑性で一年中青々としている。
ツワブキに集まっていたのがハナアブで、キゴシハナアブ、オオハナアブ、ナミホシヒラタアブ、ナミハナアブなど。多くの人はハチ、チョウ、ハエが多く集まると思っているようだが、意外に多いのがハナアブで、ツワブキに限らず、ハナアブは花に執着する。2枚目、3枚目の画像がキゴシハナアブ、続いて、ナミハナアブ、ナミホシヒラタアブ、最後がオオハナアブ。





