アフリカハマユウの花

 ヒガンバナ科のアフリカハマユウ(阿弗利加浜木綿)は南アフリカ原産。花茎を伸ばし、先端に散形花序を出し、白いユリのような漏斗状の花を多数咲かせます。花は夜中に満開になります。暖地を好み、海岸の砂地や花壇で見られます。芳香のある虫媒花で、球形の果実をつけます。白色花が代表的ですが、園芸品種にはピンク色のものもあります。

 かつて「インドハマユウ」の名で広く知られていましたが、別種であることがわかり、南アフリカ原産ということから、「アフリカハマユウ」となりました。花はユリやアマリリスとよく似ていて、花だけだと間違ってしまいます。テッポウユリの花(最後の画像)と見比べてみると、似ているのがよくわかります。