アシナガバエはアシナガバエ科に属する生物種の総称で、画像は名前のように脚の長い種です。アシナガバエの仲間は多様で、似た種類が多く、研究が遅れている分類群です。ハエと呼ばれていても、分類学的にはアブに近い仲間です。ですから、画像はアシナガバエの一種なのですが、私には正確な種名がわかりません。
Wikipediaによれば、「アシナガバエ科に属する種は、世界で約240属7000種ほどが記録されており、ヨーロッパでは65属約900種、日本では12属約60種が記録されている。ただしアシナガバエ科の分類学的な研究は進んでおらず、実際の種数は15000種に達すると予想されている。日本にも、未記録種を含めて500種ほどが生息していると推測されている。」(一部改変)とあり、未知の部分が多いことがわかります。
アシナガバエはすらっとした体、特徴のある体色をもち、私も見た時はハエだとは思いませんでした。体長は1cm以下ですが、微小な昆虫やダニ等を餌とする、れっきとしたハンターだそうです。兎に角、光沢のある体色をもつことが特徴になっています。
身近にもいる小さな宝石のようなアシナガバエは、近づくと素早く逃げられてしまいます。アシナガバエは草むらや湿った土がある場所、渓流や海岸、樹木の幹など、様々な環境に多様な種がいます。その中には、公園や道路の植え込み、街路樹などで見られる種もいます。画像は私が葉の上で見つけたアシナガバエです。
*画像のアシナガバエはヒメアシナガバエ(Condylostylus japonicus)と思われます。


