モンキチョウのオスの翅の地色は黄色、メスは白色が多い。雌雄の翅の表の黒色の斑紋はほぼ同じで、前翅の翅頂から外縁部にかけて黒色の紋がある。後翅の外縁部には細い黒色の紋があり中央に橙色の斑点がある。翅の裏は雌雄共黄色の粉をまぶしたようで、ピンクに縁どられた白色の小斑紋がある。
黄色い蝶はモンキチョウと思ってしまうのだが、飛んでいる多くの黄色いチョウはキタキチョウ。モンキチョウは紋があるが、キタキチョウにはなく、春から秋までの長い期間普通に見られる。そんな身近なチョウなのに、大抵はモンキチョウと勘違いされる。
一方、モンシロチョウ(紋白蝶)も畑などでよく見られるチョウ。羽の先端が黒く、羽の中程に黒紋があることが特徴。黒紋なので、「紋黒シロチョウ」と呼ぶのが正しいのかも知れない。成虫は3月頃より出現し、年に6~7回程度発生を繰り返す。大きさは大体3~4cmくらいのチョウ。
モンシロチョウは紫外線が見え、メスの羽は紫外線を反射し、オスの羽は紫外線を吸収するので、モンシロチョウにはメスの羽とオスの羽の色が違って見えている。モンキチョウの大きさは3~4cmとモンシロチョウとほぼ同じ。そして、黒い模様もまあまあ同じ。違う点は全体の色が黄色ということ。モンキチョウは黒い斑点模様の他に白い斑点模様もついているのが特徴。モンキチョウの白いメスとモンシロチョウは見分けるのが難しいと思うのだが、どうしてメスだけ白色になったのか、よくわからない。
モンシロチョウとモンキチョウは分類学上では同じで、アゲハチョウ上科シロチョウ科に分類される。モンキチョウは「シロ」ではないが、アゲハチョウ上科シロチョウ科で、モンシロチョウと同じ。
また、キタキチョウ、モンキチョウの見た目の違いはなく、モンシロチョウとモンキチョウはどちらもシロチョウ科で、何とも紛らわしい。


