秋のモンシロチョウ

 シロチョウ科のモンシロチョウ(紋白蝶、Pieris rapae)は畑などでよく見られるチョウです。羽の先端が黒く、羽の中程に黒紋があることが特徴で、成虫は3月頃より出現し、年に6~7回程度発生を繰り返します。種名は「紋のあるシロチョウ」という意味です。幼虫はアブラナ科の様々な植物を食べますが、キャベツが好物です。

 翅にブラックライトを当てると、メスの翅が白く、オスの翅が黒く見えるため、オスとメスの区別がはっきりわかります。紫外線は人間には見えませんが、モンシロチョウは紫外線を使ってオスとメスの判別をしています。