キタキチョウとナナホシテントウ

 黄色い蝶はモンキチョウと思ってしまうのだが、飛んでいる多くの黄色いチョウはキタキチョウモンキチョウは紋があるが、キタキチョウにはなく、春から秋までの長い期間普通に見られる。そんな身近なチョウなのに、大抵はモンキチョウと勘違いされる。その上、かつてキタキチョウは単にキチョウと呼ばれていた。だが、よく似た2種が混じっていたとわかり、20年ほど前にキタキチョウとミナミキチョウ(キチョウ)の2種に分けられ、九州以北にいるのがキタキチョウ

 そんな厄介なことがないのがナナホシテントウ。赤い翅に黒い斑点が7つあり、危険を感じると、死んだふりをする。アブラムシが好物。

キタキチョウはハマクマツヅラに、ナナホシテントウローズマリーに止まっている。

**最後の画像がモンキチョウ