サンシュユ(山茱萸)はミズキ科の落葉小高木。葉のない枝に先ず花が咲き出すのがサンシュユの特徴。サンシュユの漢字表記は山のグミを意味する「山茱萸」。「ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ」とも呼ばれ、中国と朝鮮半島が原産地です。
秋に熟すサンシュユの赤い実にはビタミンCが豊富に含まれ、現在でも健康食品や果実酒として利用されています。それにしてもサンシュユの花の鮮やかな黄色は見事で、黄色そのものを直接に見ているような感じになります(画像)。
さて、最初の二枚の画像はサンシュユの冬芽で、まだしっかり閉じています。これが裂開し、内側から黄色い蕾が顔を出すと、春の兆しが見えたということになります。