カンヒザクラの黒く熟した実

 カンヒザクラ(寒緋桜)はヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンヒザクラ(台湾緋桜)とも呼ばれ、紫に近い濃紅色で、中輪の花が特徴的な品種。花の咲き方は半開、鐘状で、下向き、花びらは散らず、ツバキの花のように萼の付いた花ごと落ちます。小輪の一重咲きで、花弁は5枚。カンヒザクラは中国南部や台湾に分布し、国内では沖縄県で気温の関係で育てるのが難しいソメイヨシノに代わり、桜の開花の観測に使われてきました。

 既に咲き終えたカンヒザクラは若葉を広げ、青い葉が眩しく輝いています。今はその実が色濃く熟し、黒くなっています。普通のサクランボと違って、実の部分が少なく、種が8割ほどを占め、味は甘みがあっても、渋みが強い、というのが私の感想です。

 画像から花から実への変化を感じ取って下さい。