シンビジウムの花

 シンビジウム(Cymbidium)はラン科シュンラン属で、和名は霓裳蘭(ゲイショウラン)。私たちが単に「シンビジウム」と言うときは園芸種の洋ランを指していますが、本来はインドや中国を含む東南アジアを原産とするラン科の植物です。もともとは冷涼かつ湿度の高い地域の植物なので、丈夫で、耐寒性をもっています。同じラン科の胡蝶蘭などと比べると、育てやすい品種です。

 シンビジウムの花色は、白やオレンジ・黄色・ピンクなど色とりどりです。シンビジウムは、3,000以上もの品種があるといわれています。開花時期は12月前後から4月にかけてで、今年もそろそろ終わりです。