ハコネウツギの花色変化(へんげ)

 ハコネウツギの花は咲き始めが白色で、次第に桃色へ、そして終には赤色に変わります(画像)。ところが、ニオイバンマツリの色変化は紫から白色へ変わり、開花盛期には多色咲きのようになります。花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで白色になります。どちらも、1本の木に色んな色の花が咲いているように見えます。

 そこで、一つの花の色が変化する植物を探すと、スイカズラトベラの花色は白から黄色に変わります。スイフヨウ(酔芙蓉)は白花で開花し、時間の経過とともに赤くなり、夕方しぼむ頃には紅色になり、この色の変化が酒に酔って、顔が赤らむ様子に似ていることから、酔芙蓉と名付けられました。ランタナ(和名は「七変化」)の花は黄色からオレンジ色に、そして赤色へ変わります。アジサイの色変化も有名です。そこから花言葉に「浮気」や「無常」があります。

ハコネウツギの花の画像(最初の4枚)をランダムに挙げておきますので、画像の中の花色の変遷を順序付けてみて下さい。

ニオイバンマツリ

ランタナ