ルドベキア・タカオの花

 ルドベキア・タカオ(Rudbeckia triloba ‘Takao’)は北アメリカ原産のキク科オオハンゴンソウ属の二年草、あるいは多年草で、花期は7月~10月。分枝した茎の頂部に頭状花を1輪咲かせます。頭状花は中心部分の小さな筒状花と、花弁のように見える舌状花からなる集合花で、径3~4㎝の大きさです。和名はミツバオオハンゴンソウ三つ葉大反魂草)、あるいはオオミツバハンゴンソウ(大三葉反魂草)で、茎の下部にある葉が3裂していることから、その名が付けられました。

 妙高高原のいもり池周辺などで見られるオオハンゴンソウRudbeckia laciniata)は特定外来生物に指定されていますが、ミツバオオハンゴンソウは法による防除の対象ではありません。でも、外来生物には変わりなく、すべてのオオハンゴンソウ属の植物は外来生物法により外国から輸入する場合「種類名証明書の添付が必要な生物」とされています。