ミツバオオハンゴンソウの花たち

 オオハンゴンソウといえば、嫌われものの外来種。その仲間の園芸種がミツバオオハンゴンソウRudbeckia triloba)あるいは、ルドベキア・タカオで、北アメリカ原産のキク科オオハンゴンソウ属の二年草。漢字で書くと、「三つ葉大反魂草」。

 分布域はカナダから北アメリカ各州に広がっていて、森の小川沿い、茂み、岩の多い斜面や道端などに自生しています。ルドベキア・タカオの花期は7月~10月で、湾岸地域でも今咲いています。オオハンゴンソウ属の園芸品種はルドベキア(Rudbeckia)と呼ばれ、多くの園芸品種が作り出されています。

 ミツバオオハンゴンソウが日本に渡来したのは昭和初期と言われ、観賞用に栽培されました。それが逸出して、現在ではあちこちで野生化しています。