二つの補足

 最初はセイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草、クレオメ)で、既に1か月ほど前に述べました。属名のクレオメ(Cleome)と呼ばれることが多いフウチョウソウは西インド原産で、花の形が蝶の舞う姿を連想させることから命名され、英名は「Spider flower」。花の色は白、桃、赤紫色で、雄蕊が長く花の外に突き出しているのが特徴です。その特徴を表す彼岸花(曼殊沙華、リコリス)に似た見事な花に遭遇しました(最初の二枚の画像)。

 次は9月30日に既に記したキバラヘリカメムシ。キバラヘリカメムシは主にマユミとニシキギに集まり、交尾している姿も見ることができました。赤くなり出したマユミの実やニシキギの葉は秋の訪れを感じさせますが、紅葉したニシキギの赤い実とキバラヘリカメムシの黄色い腹部を撮ることができました(後の二枚の画像)。