2023-11-29から1日間の記事一覧

ススキと枯れススキ

ススキ(芒、薄)は尾花(おばな)、茅(かや、萱)とも言われ、秋の七草の一つ。また、「枯れ尾花、枯れすすき」もほぼ同義のように使われています。秋艸道人会津八一の句に「嫁とりし狐が顔や枯尾花」がありますが、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という句…

A君と先祖との血縁関係

石田三成の子孫について、A君は次のようにメモした。「関ヶ原合戦に敗れた石田三成の嫡子重家は徳川家康に助けられ、出家し、次男重成は津軽信建に匿われ、子孫の杉山氏は津軽藩士として存続した。また、三成の娘辰姫は秀吉没後に高台院の養女となり、弘前藩…

イガオナモミの「ひっつき虫」

キク科のイガオナモミ(毬葈耳)はアメリカ大陸原産で、戦後に日本に帰化しました。茎は良く分枝し、短い棘が有ります。雌雄同株、雌雄異花の両性花で、葉腋から出る花序の上部に数花の雄花を、下部に雌花をつけます。花の後にできる果実(果苞)が熟すと、…

マユミの赤い種子

ニシキギ科のマユミ(檀、真弓、檀弓)の別名はヤマニシキギ(山錦木)。マユミは山地に自生するニシキギ科の落葉樹。近くの植え込みのマユミが薄赤い実をたくさんつけ、それが裂けて、暗い赤色の種子が顔を出している(画像)。ニシキギやマサキのように四…