コトネアスターの赤い実

 コトネアスター(Cotoneaster)はバラ科の常緑低木。コトネアスターは、寒さに強く、果実や紅葉が美しく、公園や庭の樹としてよく栽培されている。ピラカンサに似ているが、葉の部分に鋸歯がなく、枝に棘が生えない。木の高さが高さ30~40cmで、枝は地を這い、地面に接すると節から根を出す。実は0.6~0.7cmのナシ状果で赤色に熟し、今年もまたその赤い実を見ることができた。

 コトネアスターには多くの品種があり、多くはインド北部、チベットを原産地とする。この一種であるベニシタン(紅紫檀ホリゾンタリス)は既に述べた。5~6月に咲く花はクリームがかった白色で、「コトネアスター」は、「マルメロに似て非なるもの」という意味。

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