2024-09-25から1日間の記事一覧

フウセンカズラの実

フウセンカズラ(風船葛、Cardiospermum halicacabum)はムクロジ科の植物。「花を観賞するより、風船のような実を見て楽しむために栽培される」という説明を読むと、その変わった名前も納得できる。フウセンカズラは絡みつきながら繁茂する蔓性の一年草。夏…

消えたセンニンソウ

歩道の植込みにいい匂いがして、足を止めると、白い十字の花が蔓状にはい上ってたくさん咲いていた。それがセンニンソウ(仙人草、Clematis terniflora)で、蕊が長く、花びらは細い。クレマチスの仲間で、花に近づくと、甘い匂いが漂っていた。見た目の派手…

タチバナモドキの青い実

バラ科のタチバナモドキ(橘擬き、Pyracantha angustifolia)は中国原産の常緑低木。葉は長さ5〜6cmの狭く長い楕円形で、葉裏に灰白色の毛が密生するのが特徴。白い小さな花の後の実は緑色で、秋に橙黄色に変わる。タチバナモドキの名前は果実の色や形が扁球…

クレマチスの暗紫色の花

画像はClematis viticella 'Etoile Violette'という園芸種で、暗く濃い紫色の花が特徴のクレマチスです。クレマチスはキンポウゲ科の蔓性の植物で、北半球の温帯に多く分布し、その種類は300種近くあり、日本にも20種ほどが分布しています。画像のような大き…