ランタナの花と実

 最近はあちこちで見かけ、人気者なのがランタナランタナ・カマラ(学名:Lantana camara) は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科の半耐寒性常緑小低木です。初夏から秋にかけて花茎先に小花を多数集合させて球状に咲かせます(画像)。葉は卵形で茎に対生に付き、硬毛があり、葉縁に鋸歯があります。

 ランタナは江戸時代に渡来して以来、栽培されてきました。品種には、在来種で、咲き始めてから花色が淡黄色から、橙色、赤、桃色に徐々に色が変わるシチヘンゲ(七変化)があります。ヒブリダと呼ばれる矮性種や、蔓性で花色が変化しないコバノランタナ(小葉のランタナ)があります。花が咲いた後には青黒く熟す実(画像)がなり、それを小鳥が好んで食べ、種子がまき散らされます。

f:id:huukyou:20211004050427j:plain

f:id:huukyou:20211004050442j:plain

f:id:huukyou:20211004050459j:plain