ランタナは世界中に150種類ほど存在しています。似たような仲間にコバノランタナがありますが、草丈が大きい場合は1mほどにもなるランタナ・カマラに対してコバノランタナは20㎝から30㎝ほどしかありません。
ランタナ・カマラには「シチヘンゲ(七変化)」の和名がついていて、花の色が変わっていくことからつけられました。でも、すべてのランタナが色変わりするわけではなく、最後の黄色の花(画像)は色が変わりません。
ランタナの葉には薬効もあります。4,5枚の若葉を指で揉みつぶし、その汁を傷口にあてておくと治りが早く、化膿もしません。また、漢方でも解毒、発汗解熱作用などがあり、喘息や腹痛、健胃、リウマチなどに効果があるとされています。