ランタナは世界中に150種類ほど存在しています。似たような仲間にコバノランタナがありますが、草丈が1mほどにもなるランタナ・カマラ(Lantana camara)とは違って、コバノランタナは20㎝から30㎝ほどしかありません。ランタナ・カマラには「シチヘンゲ(七変化)」の和名がついていて、花の色が変わっていくことがその由来です。でも、すべてのランタナが色変わりするわけではなく、最後の黄色の花(画像)は色に変化がありません。
ランタナの葉には薬効もあります。4,5枚の若葉を指で揉みつぶし、その汁を傷口に塗ると、治りが早く、化膿もしません。また、漢方でも解毒、発汗解熱作用などがあり、喘息や腹痛、健胃、リウマチなどに効果があるとされています。ランタナはクマツヅラ科の常緑小低木。ランタナ属は中南米・南欧原産の150種ほどの低木・多年草を含めた植物で、熱帯や亜熱帯に広く野生化しています。日本には江戸時代に渡来しました。
さて、ランタナは夏になると実をつけ、最初は緑色で、徐々に藍色に変化していきます(画像)。花も実も変化するのがランタナの特徴。ランタナの未熟種子には「ランタニン」という毒が含まれていて、これを食べた家畜等が肝障害を起こしますが、その毒性は強くありません。



