キバナコスモス

 原産地はメキシコで、コスモスより標高の低い標高1600m以下の地域に住み分けて自生する。18世紀末にスペイン・マドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来した。日本には大正時代の初めに渡来。コスモスの仲間で、かつ、黄色っぽい花が咲くので、「黄花コスモス」になった。
 高さは約30〜100cm。概ね60cm程度に成長する。コスモスと比べて葉が幅広く、切れ込みが深い。また、コスモスよりも繁殖力が旺盛で、こぼれ種で栽培していると数年後にはコスモスを席巻してしまう。花期は比較的長く、6月から11月にかけて直径3〜5cm程度の黄色やオレンジの花を咲かせる。濃い黄色の花を咲かせるため、コスモスとは違った印象を与える。

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