スノードロップ

 公園の目立たない場所に咲いていたのが画像の白い花で、その名前はスノードロップスノードロップの別名は「待雪草」、ヒガンバナ科ガランサス属で、「雪のしずく」や「雪の草」とも言われます。マツヨイグサを「宵待草」と呼んだとすれば、スノードロップを「雪待草(ゆきまちぐさ)」と呼ぶのも一興かとにんまりしてしまう。スノードロップの名前の通り、「雪のしずく」や「雪の耳飾り」のような可憐な花姿が印象的である。スノードロップは日が当たると花が開き、夜になると花びらが閉じるが、その理由は2月~3月頃のまだ寒い時期に花を咲かせるので、昼の間に吸収したあたたかい空気をためこむため。
 スノードロップにとてもよく似ているのがスノーフレークで、昔この花について書いたことがあった。こちらの別名は鈴蘭水仙、大待雪草。スノーフレークは、3月~5月頃、春本番ともいえる時期に花を咲かせる。スノードロップよりスノーフレークの方がよく見かけられるが、今はまだ咲いていない。

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