既に椿と桜の競演を記したが、4月に入り次第に花が落ち、散り始めている。紅白の花と花の位置、数、配置などによって、絵心がそそられるのだが、何のどこにそそられるのか、ほんの少し考えてみよう。
3枚の画像はいずれも椿と桜の花で、色は赤と白であり、二つの花の位置も様々である。3枚の画像のどれが好きか順番をつけて答えろと言われると、漫然と3枚の画像を見ていた場合とは異なり、比較、評価をし始めるのではないか。
赤と白、緑と青といった色の組み合わせに関心を持つ人がいれば、桜と椿の花の形や配置に興味を持つ人もいるだろう。そして、その関心や興味の置き方に応じて、判定結果は違ってくるだろう。
さて、椿や桜の種類を変えてみる、椿を薔薇に、桜を辛夷に変えてみるといった変更をすると、どうなるだろうか。さらには、桜を山に、椿を川に変えてみるとどうだろうか。こんな風に私たちは要素や部分を取り換えて、世界を様々に表現し、考え、味わっている。


