青空の中の椿と桜、そして曇り空の中の椿と桜を見比べると、何がどのように違うのだろうか。さらに、雨天なら、どうだろうか。画像は曇天と晴天の椿と桜の画像である。晴と曇りの違いが十分に表現されているかどうか、自信はないが、私には随分と違う風景に見える。私には随分違って見えても、椿と桜の科学的な違いは僅かである。そこから、風景が主観的な要素を多分に含むことがわかる。
椿、桜についての俳句はたくさんあるが、種田山頭火に次のような四句があり、いずれも自らをも含む主観的な風景が淡々と言葉になっている。
山の椿のひらいては落ちる
ぬかるみ赤いのは落ちている椿
さくらさくらさくさくらちるさくら
いつとなくさくら咲いて逢うてわかれる
画像を見ながら、我流で真似てみる。
見上げると空の中の椿と桜
椿の花の上に桜咲き青い空
雲の下さくらの花の下につばきの花



