ツマグロキンバエ(Stomorhina obsoleta)は翅の先端が黒いことから命名されたクロバエ科のハエで、日本中でよく見られます。出現時期は5〜11月で、今はツワブキやヤツデの花によくやって来ています。昨年12月に既に記したのですが、年が明けても見ることができます。その際はStomorhina obsoletaとしたのですが、Stomorhina lunataと分類されている場合もあるようです。その場合の和名は未設定で、ここではツマグロキンバエとしておきます。
翅の先端が黒色で、複眼は青緑色に輝き、縞模様があります。胸部背面は青緑色がかった黒で、短毛が密集しています。口器が長く突き出ていて、通常は折り畳まれていますが、花の蜜を吸う際に伸ばします(画像)。ツマグロキンバエは青緑色に輝く複眼や金属光沢のある体色が美しく、花にとまって蜜を吸う姿はハチやチョウに匹敵する存在感を持っています。
*画像の黄色い花はユリオプスデージー


