カモ科のヒドリガモ (緋鳥鴨、Mareca penelope)は日本で最も普通に見られるカモ。湖沼、河川、湾に渡来し、東雲運河の代表的な水鳥の一つ。東雲運河の一部は有明親水海浜公園だが、今はそこにヒドリガモやオオバンが数多く集まっている。東雲運河だけでなく、豊洲運河、辰巳運河も水鳥たちの格好の場所になっている。
晦日の運河には冬鳥のヒドリガモが数多く飛来している。その名前はオスの頭部の羽色が「緋色(ひいろ)」であることに由来する。ヒドリガモの全長は50㎝程で、オスは顔が全体に赤褐色で、頭上は褐色。胸は頭よりはうすい赤褐色。一方、メスは全体が褐色で、上面には黒褐色の斑がある。くちばしは青灰色で、先端は黒色、脚は灰黒色。
水面には陽の光が当たり、周りの建物や樹木が自在に映り、揺れる水面は色の動きや煌めきを映し出し、ヒドリガモの群れはその色の調合を任されているだけでなく、自らもその色の構成要素となって運河の風景を生み出している。
年の瀬に 水面煌めき 緋鳥鴨



