アネモネの花に集まるハナアブ

 ハナアブ(花虻)の仲間は花の蜜を吸うアブで、ハチに擬態していますが、ハチのように刺すことはありません。「ハナアブ」は双翅目(ハエ目)ハナアブ科の昆虫をまとめた呼び名。アブと名前が付きますが、ハエの仲間であり、「アブバエ」と呼ぶ方がいいのですが、定着しませんでした。英語では Hoverfly とか Flower fly と呼ばれています。一方、人を刺すアブは Horse fly と呼ばれています。ほとんどのハナアブの仲間は花に集まって蜜をなめ、腹部には黄色と黒の縞があります。 また、同じく花に集まるハチとは、羽が2枚しかないことで区別できます。

 ハナアブ科には体長4mmの小型種から25mmに達する大型種まで含まれ、非常に多様な種を含んでいます。日本国内でも400種は分布すると推定され、まだ新しい種が見つかっています。世界では何と6000種も記載されています。

 画像にはハナアブのフタホシヒラタアブ、ナミハナアブ、ホソヒラタアブなどがアネモネの花に集まり、何とも賑やかな秋の午後です。