オオハンゴンソウは嫌われものの外来種の代表の一つ。その仲間が画像のルドベキア・タカオ(Rudbeckia triloba ‘Takao’)で、北アメリカ原産のキク科オオハンゴンソウ属の二年草、あるいは多年草。和名はミツバオオハンゴンソウ(三つ葉大反魂草)。茎の下部にある葉が3裂していることから、その名が付けられた。この暑さの中で、何とも元気に咲き誇っている。
分布域はカナダから北アメリカ各州に広がっていて、森の小川沿い、茂み、岩の多い斜面や道端などに自生。ルドベキア・タカオの花期は7月~10月で、湾岸地域でも元気に咲いている。オオハンゴンソウ属の園芸品種はルドベキアと総称され、多くの園芸品種が作り出されている。
ミツバオオハンゴンソウが日本に渡来したのは昭和初期と言われ、観賞用に栽培された。それが逸出して、現在ではあちこちで野生化している。中心部分の小さな筒状花と、花弁のように見える舌状花からなる集合花が特徴で、大きさは径3~4㎝。
妙高高原のいもり池周辺などで見られるオオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata)は特定外来生物に指定され、毎年駆除されているが、ミツバオオハンゴンソウは法による防除の対象ではない。だが、外来生物であることに変わりはなく、すべてのオオハンゴンソウ属の植物は外来生物法により外国から輸入する場合「種類名証明書の添付が必要な生物」とされている。
*代表的なルドベキア(の園芸種)
・ルドベキア・タカオ:一年草のタイプのルドベキア。花の中心が黒色で、黄色の花びらを持った3cm位の小さな花を咲かせる。その別名は「黒目のスーザン」。
・ルドベキア・チェリーブランデー:これはバーガンディー色の花のルドベキア。花の中心部が黒く、花の外側にいくにつれ、徐々に赤みがかっていくのが特徴。
・ルドベキア・プレーリーサン:大輪のルドベキア。花の中心部がやや黄緑がかっており、花びらは鮮やかな黄色。
・ルドベキア・ヒルタ:北アメリカ原産のルドベキアで、成長すると1mほどになる。ルドベキアの中では最も品種があり、ひまわりに似た形をしている。
・ルドベキア・マキシマ(最後の画像):アメリカ原産の大型のルドベキアで、1.5mを超す。花の中心に松笠のようなものが出て、周りに黄色い花を垂れ下げる形をしている。



