園芸学者のヘンリー・アイラーズが散歩中に群生しているルドベキアの中に違う花弁のものを見つけ、農場で増殖し、2003年に正式に公表したのが画像のルドベキアで、彼の名前がついています。
オオハンゴンソウ属は30種類の種を含み、ルドベキアという名で園芸種として市販されているものは輸入の際、種類名証明書の添付が必要とされています。現在、特定外来生物に指定され、規制や防除の対象になっているのはオオハンゴンソウ一種類のみです。
筒状に細く丸まった花弁(筒状花)をもち、ユニークで洒落た雰囲気も漂うルドベキアの園芸品種がヘンリー・アイラーズ。夏から秋にかけて花を咲かせる品種で、和名は「アラゲハンゴンソウ」、英語名は「Coneflower」。花付きが良く、ボリューム感があり、次々と花を咲かせます。花には甘い香りがあり、花保ちが良いため、切り花にしても長く楽しめます。
ルドベキアサブトメントーサ(Rudbeckia subtomentosa)は中央アメリカに広く自生する野生の品種。この原種は干ばつに強く、ルドベキアの中でも長寿命な多年草です。「ヘンリー・アイラーズ」はそのサブトメントーサの突然変異種です。
*学名は「Rudbeckia subtomentosa ‘Henry Eilers’」
*キク科のコスモスやヒマワリは筒状花(つつじょうか)と舌状花(ぜつじょうか)の二種類の花からできています。一方、タンポポは舌状花だけから、アザミは筒状花だけから花ができています。


