今年のこれまでのカメムシたち

 今年はカメムシが少ない。昨年大発生と伝えられたが、そのためか今年はまだ少ない。これまでキマダラカメムシアカスジカメムシを実際に見ているが、まだキバラヘリカメムシにはお目にかかっていない。

 6~7月には交尾と産卵を繰り返し、9月頃には死んでしまうのがクサギカメムシで、匂いが格段にキツいカメムシ科の昆虫。クサギカメムシは全身が濃い目の褐色で、マダラ模様で全体が覆われている。その臭いニオイは胸の腹側にある臭腺から出ていて、ここから臭い液体を出し、敵を威嚇する。私はまだ見ていない。

 画像からわかるように、アカスジカメムシは黒色に5本の赤い縦条を持つ派手な姿をしている。ノラニンジンなどセリ科の植物の花によく見られる。赤と黒のはっきりとした模様は警戒色で、鳥からの捕食を免れるためのもの。アカスジカメムシに悪臭はない。

 キバラヘリカメムシの群れはマユミやニシキギに集まる。キバラヘリカメムシは臭いどころか、青りんごや若草のすがすがしい匂いがする。僅かだが、キマダラカメムシの成虫も青りんごの匂いがある。今年はまだ見ていない。

 キマダラカメムシは南方系だが、最近の温暖化で本州にも進出している。キマダラカメムシはその名の通り、輪郭のはっきりしたクリーム色の斑模様をもち、頭部は細長く伸びている。昨年ほどではないが、既にあちこちで見ている。

*画像はアカスジカメムシ(2枚)とキマダラカメムシ(3枚、腹側の画像)