デュランタの名前で栽培されているほとんどはデュランタ・エレクタ(Duranta erecta)で、和名はハリマツリ(針茉莉)、タイワンレンギョウ(台湾連翹)。デュランタは夏から秋にかけて藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木。湾岸地域でもポピュラーな庭木です。
プルンバゴ(Plumbago auriculata)は、ルリマツリ属の植物。夏から秋にかけて大きな空色の花弁をつける観賞用植物です。和名はルリマツリ(瑠璃茉莉)、アオマツリ。ルリマツリも丈夫で育てやすい熱帯花木で、涼しげな青色の花が魅力です。
ハリマツリもルリマツリも初夏から晩秋まで長期間にわたって次々と開花します。熱帯の植物ですが、寒さにも強く、庭植えにすると大きく育ち、他の植物を覆いつくすほど生育旺盛です。