デュランタの和名はハリマツリ(玻璃茉莉)、タイワンレンギョウ(台湾連翹)。デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く熱帯花木。丈夫で開花期間が長く、暖地では庭木として植えることができる。樹高30~600cmに生長し、ギザギザがある葉っぱの先に、紫の小さな花を房状に咲かせる(画像)。
プルンバコ(ルリマツリ、瑠璃茉莉)もルリマツリ属の植物で、夏から秋にかけて大きな空色の花弁をつける観賞用植物(画像)。別名はアオマツリ。ルリマツリも丈夫で育てやすい熱帯花木で、涼しげな青色の花が魅力。
*気になるのはハリマツリとルリマツリという名前。デュランタはクマツヅラ科、プルンバコはイソマツ科で分類上はまるで異なる。「マツリ」はジャスミンの花に似ているためと言われるが、いずれの花もジャスミンに似ているとは思えないのだが…